【チェックリスト】一人暮らしの引越しでやること【費用なども】

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引越しが決まったけど何をしていいかわからない。
やることが多すぎて整理がつかない。
引越しが決まって調べた時にやることが多すぎて落ち込んだりしていませんか?
そんな方のために、不動産歴15年の現役プロが引越しの全体像を作成しました。
最後にはチェックリストも書き出しておきます。

きのこ先生

不動産歴15年の現役プロです。
色々な方のお部屋探しを
お手伝いしてきました。
引越しの相談に乗ることも
多々ありますので、
引越しの全体像をまとめました。

まずは何をやればいいかわからない状態を抜け出すことが段取りよく引越しをするコツです。

目次

引越しの検討をしよう(2ヶ月〜1ヶ月半前)

いつ引越しすればいい?検討のタイミングは?
まず一番最初に迷うポイントかと思います。
検討のタイミングは2ヶ月前〜1ヶ月半前がベストです。
今すでに一人暮らしをしている方などは、
1ヶ月以上前に賃貸契約の解約を不動産会社に伝える必要があるからです。
今の部屋住んでいるお部屋の解約条件を調べると後々が楽ですよ。

部屋を探して契約しよう(1ヶ月半前〜1ヶ月前)

部屋探しは事前の情報収集をしてから不動産会社を訪問しよう。

お部屋を探してから契約するまでは
下記の記事を見てみてください。

引っ越し業者を選ぼう

一人暮らしの引越し代金については定価ありません。
値段は『時期』『移動距離』『荷物量』で構成されているため、かなり値段に幅があります。
誤解をおそれずに言えば、一人暮らしの場合は3万円~5万円程度だと思ってください。
引越し代金を安くするための圧倒的なコツは一括見積もりサービスを使うことです。何万円も変わるケースをよく聞きます。ファミリーの引越しでは十数万円変わったこともあるみたいです。利用すると営業電話がかかってきますが、通過儀礼だと思ってください。

引っ越し日が決まったら今住んでいる部屋の退去連絡をしよう

大家さんや管理会社に退去の連絡をしましょう。一般的に退去日の1ヶ月前といわれています。1ヶ月前は通知できる期限ギリギリのケースが多いです。退去通知は半月前だったり2ヶ月前だったり色んなケースがあるので、契約書をよく確認してください。わからない場合は早めに連絡をして確認しましょう。
退去日の連絡ができていなかったり、期限を過ぎてしまっていたりすると、翌月分も含めて二重の家賃を支払わなければいけなくなる可能性もあります。
大家さんと借りた側との間で、退去する日の認識をしっかり合わせておくためです。
退去日の認識がズレていると、新居と旧居で二重で家賃を支払わなければいけなくなる可能性があります。
メールや書面など控えをもらうのが良いですが、ない場合もしっかり記録を残しておきましょう。

引越し準備①(2週間前まで)

各種契約の住所変更や申込をしよう

郵便局の転送設定や各種インフラの住所変更をしましょう。
この中で絶対やるべきは郵便局の転送とガスの開栓です。
郵便局の転送が完了しておけば、多少変更が漏れてもなんとかなるケースもあります。
また、ガスは開栓や閉栓で立会が必要なので、早めに日程を決めておきましょう。
住所変更だけでなく、インターネットや携帯電話、電気などのインフラの契約を切り替えるのもありです。引越し先で新生活スタートと同時に節約生活をすることができます。

この時期に手続するべきものは下記が主だったものになります。

  • 郵便の転送
  • ガス
  • インターネット
  • 携帯電話
  • 保険
  • 電気
  • 水道
  • クレジットカード

段ボールを取り寄せよう

一人暮らしの段ボールの数は10〜20個程度が適正と言われています。
物が多い、少ないは個人差がありますので、
引越し業者さんに相談してみましょう。
一定までなら引越し業者さんにもらえるケースもあるので、
一番最初に相談をしてみましょう。
なければアマゾンや楽天で買いましょう。

照明、カーテンの手配をしよう

入居に合わせて照明やカーテンを手配しておきましょう。
照明やカーテンはamazonや楽天で購入して当日届くようにしましょう。
カーテンは標準サイズだとニトリやホームセンターで購入することもできます。
引越しを機にオーダーカーテンにするのもありです。

最近はサブスクもあります。

大型ごみの処分手続きをしよう

引越しに伴う大型ごみは不法投棄しないようにしましょう。
自治体の回収周期の問題もありますので、2週間以上の余裕はほしいです。
捨てる前に不用品回収サービス、ヤフオク、メルカリなどを使って売ってしまえたら一石二鳥です。
ただし、売買の動向に夢中になって片付けの手が止まらないように注意です。

引越し日の移動手段やホテルなどの手配をしておこう

移動距離が長い場合は、引越し作業が数日に分かれることもあります。
その場合は、ホテルで過ごす必要があります。
ギリギリだと仮に予約できても席や部屋の選択肢がなくなります。
また移動のチケットの予約も早めにしていた方がいいです。

冷蔵庫の中を減らすように意識しよう

引越し当日は冷蔵庫の中身を空にする必要があります。
ちょっとずつ空になるように中のものを消費していくと後々が楽になります。長期的な買い込みはしないように気をつけましょう。

引越し準備②(1週間前まで)

役所関係の手続きをしよう

今住んでいる市町村の役所で様々な手続きをする必要がある。
役所に行く際は以下ものを忘れないようにしましょう。
・身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
・印鑑

転居届けの手続きをして転出証明書をもらおう

新しい引越し先で転入届をもらうために、
転出証明書が必要になります。

国民健康保険の資格喪失の手続きをする

国民健康保険に加入している場合、国民健康保険の資格喪失の手続きが必要です。引越をしてから14日以内に行えばいいので、引越しをしてからも手続きができますが、転出届を提出したときに、一緒に手続きをしたほうが効率的です。越後に以前住んでいた市区町村の役所・役場まで行くのは大変だからです。

引っ越し準備③(前日まで)

手続き系は2週間前を目処に型をつけて、荷造りに集中できるようにしましょう。

荷造りをしよう

少しだけコツがあります。

  • 種別やスペースで分けて中身がわかるように梱包する
  • 普段使いしない季節的なものから梱包すれば手をつけやすい
  • 本や衣類などの重いものは小〜中の段ボールに梱包する
  • ハサミやガムテープなどの引越しで使えそうなものは最後に梱包する
  • 早めに梱包を始めて少しずつ梱包する
  • 日用品を完全に閉じるのは最後の最後にする

どうしても梱包できない場合はトランクルームを使うという手もあります。

引越し準備④(前日)

冷蔵庫の電源を切ろう

冷蔵庫の「水抜き」と「霜取り」という2つの作業が必要になります。
冷蔵庫を運搬する際に中に溜まった水がこぼれないようにするためにします。
冷蔵庫の電源を抜いて、氷が全て溶けるようにドアを開けておきましょう。
氷が溶けたら水受けの水を捨てタオルで簡単に拭きましょう。
周りが濡れないようにタオルなどをあらかじめ敷いておくのがコツです。

洗濯機の水抜きをしよう

洗濯機についている給水ホースと排水ホースの中に残っている水を抜きましょう。水抜きをしないと溜まっていた水が漏れてしまい、他の荷物が濡れてしまいます。
まずは給水ホースを外します。
洗濯機の中が空なのをを確認して、蛇口を閉めます。フタを閉めて、電源を入れ、スタートボタンを押し、給水ホース内の水を抜きます。
数十秒回したら洗濯機を止め、電源を切り給水ホースを外します。

次に排水ホースを外します。
次に脱水モードで回し、中の水分を飛ばします。電源を切って、内部の水気を拭き取ります。内に水が残らないように、本体を傾けるなどをして水を抜いた後、排水ホースを取り外します。

食事は外食にしよう

食器類も梱包していると思いますので前日は外食にしましょう。お弁当でもいいですが、余計なゴミがでますので外食をおすすめします。

最後まで梱包しないものに気をつけよう

ガム、テープやカッター、掃除道具などは最後に梱包しましょう。当日まで梱包開封が必要になるかもしれません。また、財布や旧居の鍵などは梱包しないように気をつけましょう。特に旧居の鍵は不動産会社に返却する必要があります。

引越し当日①(旧居編)

引越し料金を支払おう

当日の支払い方法は事前に確認しておきましょう。
特に現金の場合は料金帯を確認して事前に支払いの準備をしておきましょう。当日はバタバタするので余計な作業をしないように工夫をしましょう。

搬出作業の立会いをしよう

当日は引越し業者さんから「この家具をどこに配置したらいいですか?」みたいな質問を受けることもありますので、立会いをする必要があります。
また、傷や紛失などのトラブルを避けるためにもしっかりしておきましょう。

ガスの閉栓の立会いをしよう

ガスメーターが宅内にある場合は立会が必要になります。外にある場合は必要ありません。事前に確認をしておきましょう。

引越しで出たゴミに注意しよう

当日はどうしてもゴミが出たり、想定外のものあったりします。放置して退去は絶対NGなので、以下の方法でゴミが残らないようにしましょう。

  • 新居に持っていく
  • 不用品回収業者にお願いする
  • 引越し業者さんに相談してみる
  • 知人友人にお願いする

掃除をして鍵を返そう

空になった部屋に掃除機をかけたり、雑巾がけなどをして綺麗にしましょう。場合によってはこのタイミングで不動産会社の立会が入ることもあります。入居時から傷などがあれば、それを説明して退去費用への影響を少なくしましょう。全て終われば後は不動産会社に鍵を返却します。

引越し当日②(新居編)

荷物の搬入立会をしよう

事前にざっくりとしたレイアウトを起きましょう。特に大きい物、重いものは置く場所を決めてどの部屋に何を入れるのか、きちんと指示を出しをしましょう。段ボールにどの部屋に中身とどの部屋に置くべきか書いておくと後で楽になります。
指示がひと目でわかる新居の間取図を渡しておくと、お互いに楽に引越しができます。

ガスの開栓立会をしよう

当日、ガス開栓は立会が必要です。ガス会社の担当の方と事前に時間を決めて点火テストをしてもらいましょう。簡易的なチェックをして完了になります。この際、ガスコンロなどを置いておくと少しだけ円滑になります。

部屋の傷や不具合のチェックをしよう

建具に破損はないか
扉の開閉は問題ないか
各部屋のクロスに傷はないか
各部屋のクロスに異常に浮いている箇所はないか
キッチン、風呂、トイレの水はちゃんと出るか
電気、換気扇、エアコンなどは問題なく動作するか
網戸、ガラスに破損はないか

明らかに破損がある場合は、管理会社や大家さんに連絡してみましょう。
また、破損箇所の写真はとって保管しておきましょう。
ヒアリングシート配布する不動産会社もありますので、よく調べてすぐ提出しましょう。
先の長い話ですが、退去する時に損しないためにとても重要になってきます。

プロの私が言うので間違いないです!
(↑過去に揉めたことがある人)

荷物の展開前(もしくは搬入前)に掃除をしよう

天井、壁、床、窓、キッチン、お風呂、トイレ、水回りの防カビなど荷物がない間に掃除できるところをしておきましょう。
事前に殺菌をした場合、逆に掃除しない方がいいこともあるので、不動産会社に確認しましょう。

引越し直後

役所関係の手続きをしよう

転居に伴う諸々の手続きをしましょう。
マイナンバーカードを利用していない方は、住民票を何部か持っておいた方がいいです。

役所へ行く際は以下を用意しましょう。
転出証明証
身分証
印鑑
駐車場配置図(車庫証明証をとる場合)

転入届

転居先の市区町村の役所で手続きしましょう。旧居の管轄の役所で転出証明証を発行している必要があります。入居後14日以内に手続きをしましょう。

国民年金・国民健康保険・印鑑登録・マイナンバーの手続き

転居先の市区町村の役所で、転入届と同時に行いましょう。

運転免許の住所変更

管轄の警察署で申請を行いましょう。

車庫証明申請

免許の住所変更と合わせて申請できますが、駐車場の配置図などが必要です。事前に準備しておきましょう。

自動車・バイクの登録変更

自動車やバイクを持っている方は管轄の陸運局で行う。管轄が変わるとナンバープレートも変更になりますので要注意です。

諸々の手続きをしよう

銀行口座の住所

引越し後も、解約せずに銀行口座をそのまま使いたい場合、銀行の窓口で住所の変更手続きを行います。
引越し後に同じ口座を使用しない場合、忘れずに解約しましょう。
インターネットや郵送でもできますが定期預金の即時解約などを考えている方は注意が必要です。
ネット銀行の口座を持っておくと何かと便利です。

荷ほどきをしよう

絶対NGな行為があります。
それは気の向くままに段ボール開けることです。同時に開け回すと後々ものすごく大変になります。
その上で失敗しないコツを紹介していきます。
・家具の配置を先にしよう
引越し業者さんに配置してもらった家具を微調整して位置を決めてしまいましょう。この時、収納性のある家具から確定させて行くのがコツです。
・荷ほどきする部屋ごとに段ボールを配置しよう
部屋ごとに荷ほどきをするのがコツです。梱包の際に段ボールにどの部屋に置くか、どんな物が入っているかを書いておくと後の振り分けが楽になります。

・生活で必ず必要なも物から順番に荷ほどきしよう
一日の生活で必要な物から荷ほどきしていきましょう。まず、絶対的に必要なものはトイレットペーパーと布団です。その他、カーテン、衣類、洗面用具などです。

・なるべく早く終わらせる
引越し時の紛失や破損などがあったら素早く対応ができるように荷ほどきは早めに完了させましょう。

素敵な一人暮らし生活へようこそ!

一通りの作業が終わったら素敵な一人暮らしの生活が始まります。
期間も長くやることも多いかも知れませんが、頑張ってください。
応援しています!

まとめ

引越しの全体像を把握することが、不安をなくす第一歩です。
記事をチェックリストとしてまとめたので、ご活用ください。

引越しの全体像を把握しよう
引越しの検討(2ヶ月~1ヶ月半前)
部屋を探して契約しよう(1ヶ月半前~1ヶ月前)
引越し準備①(2週間前まで)
* 引っ越し業者を選ぼう
* 引っ越し日が決まったら今住んでいる部屋の退去連絡をしよう
* 各種契約の住所変更や申込
* 段ボールを取り寄せよう
* 照明、カーテンの手配をしよう
* 大型ごみの処分手続きをしよう
* 長距離の移動の場合は引越し日の移動手段やホテルなどの手配をしておこう
* 冷蔵庫の中を意識する
引越し準備②(1週間前まで)
* 役所関係の手続きをしよう
* 転居届けの手続きをして転出証明書をもらおう
* 国民健康保険の資格喪失の手続きをする
引っ越し準備③(前日まで)
* 荷造りをしよう
引越し準備④(前日)
* 冷蔵庫の電源を切ろう
* 洗濯機の水抜きをしよう
* 食事は外食にしよう
* 最後まで梱包しないものに気をつけよう
引越し当日①(旧居編)
* 引越し料金を支払う
* 搬出作業の立会いをする
* ガスの閉栓の立会い
* 引越しで出たゴミに注意しよう
* 掃除をして鍵を返す
引越し当日②(新居編)
* 荷物の搬入
* ガスの開栓立会
* 部屋の傷や不具合のチェック
* 荷物の展開前(もしくは搬入前)に掃除をする
引越し直後
* 役所関係の手続きをしよう
* 転入届
* 国民年金・国民健康保険・印鑑登録・マイナンバーの手続き
* 運転免許の住所変更
* 車庫証明申請
* 自動車・バイクの登録変更
* 荷ほどきをしよう
素敵な一人暮らし生活へようこそ!

ここまでお読みくださりありがとうございました。
一人暮らしがスタートした後の生活費の節約が気になる方は、
下記の記事も参考にしてみてください。

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